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パリカウントダウン凱旋門花火大会2024を紹介します【奮闘記】

シャンゼリゼ通りの様子

あけましておめでとうございます!
今年も当ブログを見ていただきありがとうございます!
今年も皆さんが素敵な一年になりますように!(^^)

目次

凱旋門花火大会2024

パリ2024

今年はパリ五輪ということもあり、もしかして?

という花火があったのでご紹介します!!

 五色の輪!?配置もそのまま(^^)

 これは2024年のパリの大会にふさわしい花火ですよね~!!

 これは、なんとなく、あのマークに見えなくもない。いや絶対そうだ~!

 上空用かな~!?

 拍手喝采と歓喜に包まれて、会場が良い雰囲気になりました~!(^^)

 今年見られた方、とってもラッキーですね!!(^^)

交通規制

 当日の凱旋門周辺は当然のごとく交通規制がされていて、いくつか道路が通行止めになっていました。

 私は年末のスペイン旅行帰りだったので、2023年12月31日夜20時は、まだスペインにいました!

 12月31日20時スペイン発の飛行機が21時半過ぎにフランスオルリー空港に到着。

 22時過ぎにオルリー空港からタクシー。少々ギリギリなスケジュールです。

 この時点で「凱旋門の花火…まだ間に合うはず!!」そんな心境です。

 22時半頃に少しだけ小雨が降ってきて花火大会が開催されるのか心配になりましたが、すぐに雨が止みました。

 時刻は23時前。ギリギリの到着です。

 タクシーに乗車している間、運転手さんは目的地近くの仲間に連絡を取っていて、どこまで道路が使えるか、どうやったら私達の自宅近くに帰れるかタクシー仲間と共に連絡を取り合い尽力してくれました。

 今回、交通規制の影響で自分達の行く先はカーナビが赤い線だらけ。相当混んでいたようです。

 それでも運転手さんのおかげで無事に帰宅することが出来ました!!

 「運転手さん、どうもありがとうございました!!(^^)」

 自宅前ではなく自宅周辺に着きましたが、雨が止んだおかげで、スーツケースも衣類も濡れずに済みひと安心です。

 早速荷物を置いて、外出~!

防護柵

 凱旋門近くまでは歩いて行けたのですが、周囲200メートルくらいから防護柵が出現。

 警備の方もいて、全く中に入ることが出来ません。

 いきなり想定外です(;・∀・)

 どうしてもシャンゼリゼ通りから真正面で見ないと気が済まないので、凱旋門の真横から正面に移動する作戦を決行することに!

 気が付けば、クレベール通りからモンテーニュ通り迄来てしまいました。

 「……無理無理無理(;・∀・)」

 時刻は23時50分頃…状況的に絶望です。

 シャンゼリゼ通りへの道は、まだ行き止まりで、これ以上何をすることも出来ません。

 モンテーニュ通りからは、大きな建物が並んでいて、凱旋門すら見えません!

「これ以上迂回したらコンコルド広場だー!もう間に合わなーい!」

「時間がなーい!終わった~!(;・∀・)」と思いかけた時です。

 23時50分、モンテーニュ通りの防護柵が解除です!!

 私は防護柵が解除されることは全く想定していなかったのですが、合流できる状態になったのです!!

 その時の画像はこちらです。

 ちょっとしたお祭り状態で、皆が喜びの様な叫びと一緒に走っていく感じです。

 こんな感じになるとは思いませんでした。まさにお祭り状態。服装が乱れた状態でも立ち止まる暇もありません。集団心理でしょうか、皆が走ると一緒に走ってしまいます。

 たくさんの群衆が一斉に移動します。防護柵は一か所ではなく、何層かに置かれているため、途中の道に置き去りになっていたり、前の人がつまづいたりすると、後ろの人までつっかえてしまいます。

 私も後ろから押されたりして一瞬、将棋倒しにならないか、身の危険を感じました。やばい!転ぶ!と本気で思いました。

 お祭りで圧死するニュースもありますから、全く油断は出来ません。実際転んでいる人もいました。

 防護柵の周辺では、道の端にお酒を置いている人がいて群衆にお酒の瓶を踏まれています。

 「バリバリーン」という音と共にグシャグシャです。

 私は防護柵につっかえましたが、結果的に大事に至らず、うまく移動が出来ました。

 (※22時など、もっと早い時間からシャンゼリゼ通りに着けば、大変な思いをせずに普通に場所を取ることが出来ると思います。)

プロジェクションマッピング

 ちなみに、私が徒歩で凱旋門付近に最初に着いた時、いつもより凱旋門が青く光っていた気がします。普段は白く光っているはずです。横からみた凱旋門はこんな感じです。

 クレベール通りからシャンゼリゼ通りに出る過程で、凱旋門の近くに行こうとすると、知らない外国人がフランス語で「ミリタリーがいるよ。」と私に呼び掛けてきました。

 どうやら向こう側は規制されていると教えてくれたようです。

 フランス人は気軽に声を掛けてくる国民性です。「一応行ってみる。」と言って、どんどん近づくと、10メートル進んだくらいで防護柵に遭遇します。

 あっけなく行き止まりになってしまいました。( ;∀;)

 多くの人が引き返して次の目的地に一斉に移動し始めたので、私も急いでシャンゼリゼ通りに入る為に迂回です!

 あちこちの道路が防護柵で覆われ、なかなかシャンゼリゼ通りに侵入することが出来ません。ここもダメか、ここは角度がいまいち。そんな感じで移動の連続。。

 23時30分過ぎになると、プロジェクションマッピングが始まったように感じました。「オーッ」という歓声が聞こえ、凱旋門の色が白に代わって何やら投影が始まりました。

 正面に行かないと何が投影されているのか全くわからない状態です。

 プロジェクションマッピングを見ることは諦めて、大回りしてシャンゼリゼ通りを目指します。

 ようやくたどり着いて、シャンゼリゼ通りから見たプロジェクションマッピングはこちらです。

 中央をキープしましたが、前の人がスマホを上げられるとすぐに見えなくなりますwww

シャンゼリゼ通り

 たくさんの群衆がいたのですが、中央の車道ではなく建物側の歩道を移動するならスイスイ前へ行けます。かなり前まで行けてしまう状態です。車道から歩道に出るのも意外と簡単でした。

 歩道だと街路樹が邪魔で凱旋門がよく見えないので、ほとんど人がいません。

 あとは【どこまで前に行くか】です。前に行けば行くほど、中央の車道に出るのに苦労します。中央の車道は密集しているので、ちょうどいい場所を狙うのは難しい状況です。時間もあまりありません。

 ある程度、タイミングを見ては車道に入ります。もう既に時刻は23時55分を回っています。凱旋門のプロジェクションマッピングを適度に撮りつつ、人々の隙間を縫うように中心迄移動します。

 しかし、やはり外国人、背が高い。大柄な人がスマホを上に掲げるので視界が遮られます。ベビーカーで来るツワモノがいたり、子供を肩車している親子もいます。綺麗に撮ることが難しい。

 そうこうしているうちに、カウントダウンが来ました。

カウントダウン

 カウントダウンをする時の凱旋門はこちらです。うまく中央まで行けましたよ。ヒャッハー!(^^)!

 プロジェクションマッピングも手拍子をして会場と一緒にカウントダウンに参加します。

 フランス語で群衆が一斉に数えてました。ドキドキワクワクです。(*^-^*)

Dix  (10) ディス!

Neuf (9) ヌフ!

Huit (8) ユイットゥ!

Sept (7) セットゥ!

Six (6) シス!

Cinq (5) サンク!

Quatre (4) キャトー!

Trois (3) トロワ!

Deux (2) ドゥ!

Un  (1) アン!

Zéro (0) ゼロ~!

凱旋門花火

 花火大会の時間は、10分くらいです。

 うひゃー!!

 花火が打ちあがっている間は、軽快な音楽が流れていて音楽と一緒に楽しめるようになっていました。

 青、白、赤、の色をたくさん使っていたような気がします。フランスの国旗の様です。

 そして、五輪の色も使っていた気がします。

 ただし、花火大会の音楽は凱旋門の近くにいないと音楽があまり聞こえません。

 私のいた場所は音楽は聞こえるのですが、少し遠いために音が小さかった気がします。

 ドカーン!!ドカーン!!と花火の大音量と観客の歓声が響きます。!(^^)!

 うわーーーー!!

 すげぇーーー!!こんな凱旋門見たことなーーーーい!!

 そんな花火大会でした!!(;・∀・)

 群衆が大勢いるので、シャンゼリゼ通りはスマホだらけですwww

 自撮り棒を使っている人や背の高い人もいたりして、視界に丁度被ってしまうんですよね。

 良い位置にスマホを構えようとするので、どうしてもスマホを左右に揺らす人もいます。

 上げたり下げたり、観衆が多いので視界が遮られ大変です。

 上手く撮るのは至難の業です。(; ・`д・´)

 花火大会は、真正面でなくても、凱旋門から放射線に伸びている12本の道路で見ることが出来ます。。

 実際、妻は凱旋門の横から花火の様子を写真に撮っていました。ただし、横からではプロジェクションマッピングが見られないという欠点があります。花火自体は見られます。

横からの撮影

凱旋門の近くで、聴衆もシャンゼリゼ通りよりも少ないです。

花火大会のBGMやパフォーマンスはシャンゼリゼ通りの後ろ側よりも良く聞こえると思います。

 このような感じで花火はよく見えると思います。

 通りの位置によっては、エッフェル塔と凱旋門が一緒に見られる通りもあります。

 いろいろな角度から見ることが出来るので、花火の見え方も様々だと思います。

 放射状に打ち上ったりする花火もたくさんあるので、どのあたりで見てもきっと楽しめると思います。 

花火大会後((+_+))

 観客の多さのせいでしょうか、私の旅の疲れと移動距離のせいでしょうか。シャンゼリゼ通りでは酸素が薄く感じました。自宅までの帰路は普通に歩いているだけなのに酸欠状態でした。

大渋滞

 そして、花火大会が終わる頃には交通規制が解除されるのですが、通行人が多すぎる為、車が大渋滞を起こします。

 大渋滞なので、パリ特有のクラクションがあちこちで鳴り響きます。バイクも大きな音で吹かして早く行けとでも言わんばかりです。バイクの吹かした「ブオーンブオーン!」という爆音は目立つので通行人の多くがその様子を動画に撮っていました。

 通行人が途切れないので、前の車もどうしようもありません。中途半端な位置で立ち止まっていました。

 通行人は花火大会が終わって50分経ってもまだ減りません。その間車はほぼ立ち往生です。

 バイクの立ち往生はとても気が滅入るはずです。体で重い車体を支え続けるのはとても疲れますからね。

 この期間は車やバイクを使わない方がベターです。もし見学をしたい方は車やバイクを使う時は覚悟が必要です。遠方から来る方はどうしても仕方がないですが、帰り時間をずらさないとどうにもなりません。

大人な雰囲気

 大勢の観客がいましたが、総じてマナーがとても良い花火大会だと思いました。大人な雰囲気で騒ぎ立てる若者などがいません。しっとりと花火大会を楽しむというイメージです。

 あれだけの観客がいるのに、帰り道も行儀よく帰っていく印象です。

 もちろん警察の警備もありますが、とてもマナーが良かったです。渋滞は仕方がありません。。

カップルはキスをするのが恒例!?

 事前に聞いていましたが、カップル率がとても高いです。

 新年が開けてすぐキスをしているカップルがたくさん!!やっぱり「キス」は恒例なんですね!!(^^)

まとめ

・凱旋門の花火大会はシャンゼリゼ通り以外からでも見ることが可能。
・凱旋門の花火大会は真正面のシャンゼリゼ通りで綺麗に見ることが可能。
・プロジェクションマッピングを見るなら正面に移動が鉄則。
・凱旋門の花火大会の音楽を聴くには凱旋門になるべく近い方が良い。
・プロジェクションマッピング開始前に到着すればゲストが来るイベントを見ることが可能。
・カウントダウンは「フランス語」なので覚えていないと一緒に数えることが出来ない。
・花火大会はスマホを高く上げて撮る為、前が良く見えなくなる。
・自分の前列の観客のスマホの操作次第で視界が遮られ、映像が隠れる。
・背の高いフランス人が多いので前がよく見えない事を覚悟しておく。
・花火が始まる前に本当にその場所で良いか見極める。
・子供連れお父さんが子供を肩車しているので、全く前が見えなくなる。注意する人もいない。
・ベビーカーで来る親子がいるので足元に注意。
・車やバイクは帰り道に大渋滞に合う。1時間以上の渋滞を覚悟しておく。
・混雑するので万が一のスリに気を付ける。荷物は邪魔になるので持たない。
・荷物を持たない方が混んでいる時もスイスイ前に行ける。
・カップルは花火大会後にキスをするのが恒例。
・冬なのでとても寒い。トイレが無いのでトイレにも気を付ける。

 今回、私はただ花火を見るだけという軽いつもりで家から外に出ただけなのですが。。

 まさか、こんなに疲れるとは思いませんでした!(;・∀・)

 朝6時半に起きたせいかもしれません。。花火大会の後は50分くらいかけて帰宅です。

 家に着いた後も、興奮してなかなか眠れませんでしたけどね!

 現地に行かれる方は、体力を温存しておくことをお勧めします!! 

 以上です。是非参考になさってください。

最後まで当ブログを見ていただきありがとうございます!
今年もパリでのいろんな情報を載せていきたいと思いますので
今後とも宜しくお願いします!

※追伸
 2024年1月1日、能登半島震度7被害甚大の趣、報道により拝承致しました。
この度の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。 損害の軽微と一日にも早い復旧をお祈り致します。 

・石川県能登地方で震度7の地震 新潟県でも震度6弱 M7.6(※外部リンクNHKより)


この記事を書いた人

これからパリに来られる方~来られる予定はないけどパリに興味がある方まで日本とパリの違いなどを、当ブログであれこれと紹介したいと思います。パリ歴が浅い私だからこそ、なんでも新鮮に見えるイベント情報なども混ぜて読者に紹介したいと思います。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。情報は随時更新していきますので、過去記事もたま~に覗きにいらしてくださいね!(^^)!

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