エッフェル塔のすぐそばでは、1月に入ってもクリスマスマーケットが開催されています。
そこで、ふと疑問が。
「1月のクリスマスマーケットにサンタさんはまだいるのか?」
気になって、実際に確認しに行ってきました!
ぜひ、ご覧ください。
クリスマスマーケット継続⁉
フランスの学校休暇日程
日本ではクリスマスマーケットが12月25日で終わるのが一般的ですが、パリでは1月に入っても楽しめます!特に、フランスでは学校の休暇が1月上旬まで続くため、長くクリスマス気分を味わえます。
これは、フランスの学校の休暇日程に「クリスマス休暇」と正式に含まれていることが大きく影響しています。
毎年、フランスでは12月後半から2週間のクリスマス休暇があり、クリスマスの雰囲気が新年を迎えても続いているように感じられます。
参考情報:2023年のクリスマス休暇
2023年12月23日〜2024年1月8日
クリスマスを過ぎても、街中にはまだ美しい飾り付けが残ってて、まるで祝祭の残り韻を楽しんでいるかのようなです。
(※ちなみに、年末にスペインを訪れた時も、クリスマスが過ぎてもサンタさんがいました!ヨーロッパ全体で、長くクリスマス気分を楽しむ文化が根付いているんですね。)
参考リンク
- フランスの学校休暇日程スケジュールをご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
クリスマス休暇中の各地のイベント
- 昨年紹介したクリスマスマーケット2023
パリのクリスマスマーケットも例外ではなく、12月25日で終了するわけではありません。多くのマーケットが12月下旬から1月上旬まで開催されています。
私がエッフェル塔前のクリスマスマーケットに行ったのは2024年1月5日(金)。新年が明けてもまだクリスマスマーケットが続いていて、特別な体験でした。
※エッフェル塔前のクリスマスマーケットは1月7日(日)まで開催されていました。
サンタさんの居場所が!?
12月25日クリスマス前はまだ…
12月のクリスマスマーケットを訪れた際、木のシャレー(小屋)の中でサンタさんと記念撮影ができる場所がありました。
小屋の中には、サンタさんとともにさまざまなクリスマスアイテムが並べられていたのを覚えています。 何人もの人がサンタさんと写真を撮っていたのを目撃しているので、場所はしっかり確認済みです。
サンタさんは日中だけでなく夜もいて、いつでも記念撮影が出来ました。
1月のクリスマスマーケットに行ってみて…
クリスマスが過ぎた後のクリスマスマーケットの様子が気になり、正月になってまた足を運んでみました。 でも、サンタさんがいたあの木製のシャレーはもう消えていて、記念撮影の場所も無くなっていました。
話は変わりますが、12月25日以降にスペインのバルセロナを旅行した際、なんと年末までサンタさんがいて驚きました。 ヨーロッパの地域によって、サンタさんに会える時期が違うようです。
ヨーロッパではクリスマスマーケットやツリーなど、クリスマスの装飾は1月上旬まで残されるのが一般的ですが、サンタさんは場所によって早めに去ってしまいます。
クリスマス後のマーケットがどうなっているのか気になっていたのですが、行ってみると、意外にも賑わっていました。 特に晴れている日には、飲食スペースのテーブルや椅子が人々でいっぱいに埋まっていて、クリスマスムードがまだまだ続いているようでした。
参考リンク
- スペインは年末までサンタクロースがいました。
クリスマスマーケット:雨が降るとどうなる?
雨対策
クリスマスマーケット中にもしも雨が降ったら、どうなるのでしょうか。
夜のマーケットを散策中、偶然雨が降り始めました。ちょうど21時頃で、その日の閉店時間になりました。
この時、雨が降ったときにマーケットがどのような状況になるのか、気になりました。 特に、飲食スペースはテントが無い場所が多く、雨が降った時、どのようにするのか興味が湧いてきました
雨が降る
1月5日、日中にエッフェル塔を見に行った時、突然の雨が来ました。天気予報では晴れだったのですが、パリでは天気が気になりやすく、このようなことはよくあります。
クリスマスマーケットは賑わっていましたが、雨が降るとほとんどの人は傘を差さず、上着のフードを被り始めました。パリの人々は、雨が降るとすぐにフードを被る習慣があり、日本とは全く違う光景です。
実際、パリの街中でも、傘を持って歩く姿はあまり見かけません。 家を出る時に大雨が降っていれば傘を差しますが、途中で雨が降る場合はフードを被るという印象です。
ただ、フードを被って過ごすには、限界があり、人々はマーケットから姿を消していきました。
飲食スペースの奥にはテントのある場所もありますが、数は少ないです。
付近のバスの乗車:注意点
観光客が多く集まるシーズンは、検札が多い印象です。
バスに乗る際は、必ずチケットを機械的に通してから乗車してください。すぐ近くのバス停や次のバス停で、複数の検札員が乗ってチケットの確認が行われることがよくあります。
チケットを通さずに乗った場合、罰金が科せられて、思わぬ出費に繋がります。
なお、チケットには「機械に通すもの」と「タッチして乗るもの」があります。しっかりと機械が作動しているか、または正しくタッチされている確認することも重要です。
機械に通していない場合、検札員に確認されると即座に罰金が科されますので、注意が必要です。
また、偽の検札員にも気をつけましょう。本物の検札員は必ず複数人で行動し、身分証を所持しています。確認時に怪しいと感じたら、身分証の存在を確認してください。
参考リンク
- パリのバスの乗る前の注意点を知りたい方はこちらからどうぞ!
- バスの不正乗車についての記事はこちらからどうぞ!
- パリの交通機関の記事はこちらからどうぞ!
クリスマスマーケット:スリ対策
人が集まる場所にはスリが潜んでいる可能性があります。
特に、飲食をする際に荷物を置く場所を取るのは絶対に避けてください。もし連れている場合は、交代で荷物を見守りましょう。
冬場は上着が厚くなるため、ポケットからスマホや財布が盗まれるリスクも考えられます。ボタンをしっかり留めたり、ポケットのフラップを閉じて、中身が見えないようにすることが重要です。
食事中も、足元に荷物を保管のは危険です。荷物を横に置いても、何気なくうちに盗まれる可能性があります。できれば荷物は常に保管か、最初から持ち歩けないほうが安全です。
買い物は、最後にまとめて行うのが賢明です。
銃を持った警備員が多く巡回しているため、犯罪の抑止力にはなりますが、万が一スリに遭った場合、警備員がすぐに犯人を見つけてくれるわけではありません。スリに遭う時は既に犯人が立ち去っていることがほとんどです。
エッフェル塔クリスマスマーケット:まとめ
・クリスマスマーケットは例年クリスマス過ぎても開催される。
・場所によっては翌年1月上旬まで開催される。
・1月になっても混んでいる。
・クリスマスマーケットは継続していてもサンタクロースは1月にはいない。
・天気予報が外れて雨が降ることがあるので雨対策をしておく。
・大勢の人が集まる場所は警備の方々がたくさん付近を回っている。
・休みシーズンは電車やバスの切符確認(検札)が多くなる。
・多数の人が集まる場所は身の安全にも気を付ける。スリに気を付ける。
以上です。ご参考になさってください。
今年も【パリ暮らしあれこれ邁進】ブログを見ていただいてありがとうございます。
2024年、今年も皆さんが素敵な一年になりますように!!(^^)/
その他のクリスマスマーケット
- ラデファンス(12月27日まで)
- チュイルリー(1月7日まで)
- パリ市庁舎前(12月31日まで)
- ヴァンドーム広場※チュイルリー公園近く(12月31日まで)
- ヴィヴィアーニ広場※ノートルダム大聖堂近く(12月25日まで)