2月のパリは、中国の春節のイベントを見ることが出来ます。
バスティーユ広場+春節
2月17日(土曜日)はバスティーユ広場で中国の春節のイベントがありました。
主に、屋台が並んでいて、中国の旧正月を食べて楽しむといった食のイベントです。
土曜日の12時からスタートということもあり、たくさんの人々が集まっていました。
私たちは16時頃の到着です。
屋台でお食事
中国の旧正月の食事をパリで楽しめるというイベントですが、まずは見たことも無い麵料理を注文しました。
麺と一緒に入っているのは、白菜とねぎ、ひき肉を味噌で炒めたもの、そしてナッツが混ざっていました。
ナッツが粉っぽいものと粗みじんの調和がとても良い効果でクリーミーさが引き立って濃厚な味でした。
ナッツが加わっただけで、味をまろやかにまとめてくれる感じです。
中国では、ひき肉は豊かさを、白菜は清潔や純粋を、ねぎは知恵や健康を、ナッツは長寿や健康を象徴するらしいです。
幸運や長寿、繁栄を願って春節の時に作られたのかもしれません。
食べたことがない料理でしたが、これは美味しかったです。
お値段は6ユーロです。パリ価格では安い方です。
次に目に入ったのは、焼き鳥です。日本と違って、肉だけという焼き鳥です。
多くの人が焼き鳥を食べていたので、私達も購入しました。
…が、一口食べると、日本の焼き鳥とは味がまるで違いました。
辛味が利いていて小さな子供はちょっと辛すぎる感じです。触感はとても柔らかく、でも脂っぽい。
表面こんがり、脂が多く、スパイシーな焼き鳥。という感じで、中国っぽい味付けでした。
家に帰ってからでも口の中に辛い味が残っている状態で、今まで食べたことのない香辛料の味でした。
中国っぽい辛味を充分堪能出来た気がします。
ウーロン茶を飲めば良かったかもしれません。焼き鳥のお値段は1本2ユーロくらいだったと思います。
お店の会計時では、中国語はこちらが話せない、フランス語は両方話せない、英語は向こうが話せない、もちろん日本語は通じないと、なかなか面白い体験でした。
アジア同士なので、中国語で普通に話しかけられます。飲食している時も、中国人が子供の様子を見て話しかけてきたりするので、パリだと忘れてしまいそうな空間でした。
アクセス
バスティーユ広場の近くで行われると聞いたのですが、最初はバスティーユ広場に行ってもイベントをやっているようには見えませんでした。
広場から見える景色は、普段と変わらない洋服やアクセサリーなど、普通のマルシェです。
人はいるのに、春節のイベントの音楽が聞こえない。。
どこかわからず当たりをぐるっと回ると、バスティーユ広場の反対側で、人がたくさんいるのを発見したのでした。
反対側の奥の方なので、見つけるのが大変です。人が多いことくらいしかわかりません。
来年行かれる方は、ご参考になさってください。
現地はかなり混雑
春節イベントということもあり、中国の人が大勢訪れていました。
屋台と屋台の間が狭いこともあり、前に行くのも大変で、注文して並んでいる人もいるので、移動が出来ないのです。
買ったらすぐ移動しないと、出られなくなります。
他にも各地で春節イベント
高級デパートのサマリテーヌ前でもイベントをやっていて盛り上がっていました。
二人で操る獅子舞です。地面に這いつくばったり、いろんな動きをしていました。
2月は中国の春節イベントが多くあったようです。
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