サンピエール広場のライブ演奏
2023年10月15日(日)、サクレクール寺院の下に広がる Carrousel de Saint-Pierre(サンピエール広場) で、16時半から19時半まで音楽イベントが開催されていました。
自由でリラックスした雰囲気の中、地元の人々や観光客が一緒に音楽を楽しんでいました。音楽に合わせて踊る人もいて、広場はとても和やかな場となっていました。
入場は無料で、予約も不要。警察による持ち物チェックがあるため、会場内でも安心して楽しめます。
階段 or ケーブルカー:どちらを選ぶ?
広場を後にして、次はサクレクール寺院を目指します。サンピエール広場のすぐ横にはケーブルカーがあり、これを使うか、階段を上るかは、迷うかもしれません。
私は幼児を抱っこしながら階段を選びましたが、思ったより楽しく登ることができました。ケーブルカーが横を通り過ぎるのを見ながら上るのも面白い体験です。
途中には、座って一息つける小さな休憩スポットもあります。体力に不安がある方でも安心です。
昼間は警察が巡回しているので、治安に関しては安心して参加できました。特にイベント期間中は警備が厳重なので、安心して楽しめます。ただし、平常時には強引な押し売りに遭うことがあるため、少し注意が必要です。夜間はさらに注意が必要かもしれませんが、日中のイベント中は比較的安全に観光を楽しめます。
サクレクール寺院の下で:ワインと食事
Square Louise Michel(ルイーズミッシェル広場)には、さまざまな美味しい食べ物と飲み物が並んでいました。私が見たのは、ワイン、シャンパン、ビール、チーズ、生ハム、生牡蠣、ムール貝、ベーコンとポテトのホワイトソース、BRETZEL、アボカドトーストなど、多彩なメニューが揃っていました。
まずは、生牡蠣とシャンパンを注文。新鮮な生牡蠣とともにシャンパンを味わい、贅沢なひとときです。その後は【チーズと生ハム】を注文。こちらは手軽に食べ歩きできるセットになっていて、フランスならではの風味を楽しみました。
さらに、赤ワインも追加注文!ワインの味わいが食事をさらに引き立てます。
次に、ベーコンとポテトのホワイトソース(写真左)を試してみました。バゲットが少し付いてきて、これだけでお腹いっぱいに。ちなみに、写真右は左の料理にスパイスが加わっていて、少しピリ辛な味付けが楽しめます。ボリューム満点で、「男の料理」って感じがしました。豪快に作られた料理は、見た目にも食欲をそそります。
最後に、ムール貝も注文。盛り付けが溢れんばかりで、磯の香りが脳をリラックスさせてくれました。
写真を撮っていたら、スタッフが一言。「撮ってる場合じゃないよ!これ、美味しいに決まってるんだから!笑」なんて陽気なコメント。つい笑ってしまい、そのままムール貝を購入♪ 店員さんのノリも良くて、楽しい時間を過ごしました。
収穫祭の閉会パーティ:混雑状況
広場はたくさんの人で賑わい、まさにお祭りのような活気に包まれています。人、人、人で密集していますが、みんなが楽しそうにしていて、混雑も気にならないほどの楽しい雰囲気です。
特にワイン売り場の周りは若者たちが集まり、歌を歌ったり、踊ったりしてとても賑やかでした。
ただし、スリには注意が必要です。特にリュックやバッグはしっかりと管理しましょう。楽しい時間を過ごすためにも、少しだけ気を付けておくと安心です。
閉会パーティ:体験後記
ぶどう収穫祭は、毎年10月の第2週に5日間開催されています。今年は10月11日(水)から10月15日(日)にわたって行われました。音楽や美味しい食事を満喫できました。
閉会パーティの場所は、メトロ12番線のAbbesses(アベス)駅、またはメトロ2番線のAnvers(アンバース)駅からサクレクール方面に向かうとアクセスしやすいです。サンピエール広場から登っていくルートも、サクレクール寺院から降りていくルートも選べます。
メトロ2番線・Blanche(ブランシュ)駅で下車すると、サンピエール広場に向かう途中で有名なムーランルージュを見ることができます。周囲にはキャバレーや個性的なランジェリーショップなど、夜のパリならではの異質な雰囲気が漂っています。私たちもこの駅からサンピエール広場に向かいましたが、Blanche(ブランシュ)駅周辺の独特な空間には新しい驚きがありました。パリの街は、寄り道するたびに新しい発見があるのが魅力です。気になる方は、夜にムーランルージュを訪れてみるのも面白いかもしれません。
参考リンク
- ムーランルージュの風車の羽根が落下して話題になった時の記事はこちらです。
- ムーランルージュの風車復活イベントの記事はこちらです。
パリの秋の風物詩、モンマルトルぶどう収穫祭に、ぜひ訪れてみてください。
Bon voyage!
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