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夕方17時以降公園で遊ぶ→警備員に追い出される◇冬のパリを紹介

冬は公園の水が出ないことがあります。。

 パリの公園で私が体験した様子をご紹介します(^^)

 ・10歳未満の子供同士では公園で遊べない。
 ・夕方17時(冬)になると警備員がやってきて笛を吹いて公園から追い出す。
 ・夕方17時半(冬)になると警備員がやってきて笛を吹いて公園から追い出す。
 ・夕方18時(冬)になると警備員がやってきて笛を吹いて公園から追い出す。
 ・大人が子供の遊具で遊んでいると、警備員に注意される。
 ・どの遊具にも適正年齢が書いてある。
 ・遊具の年齢によって遊ぶ区画が分かれている。
 ・警備員さんは巡回して声掛けをして公園の秩序を保ってくれる。

目次

保護者と常に一緒

 日本にいると当たり前だったことが、フランスではできないことがあります。

その一つは、10歳未満の子供が一人で外出することができないことです。

友達と一緒に公園に行くこともできません。公園では常に保護者と子供が一緒にいます。

日本では当たり前の「学校帰りに友達だけで公園で遊ぶ」ということができません。

公園で子供が遊んでいる近くには常に保護者やシッターさんがいます。

子供が泣いていると、周囲の人はすぐに親を探し始めます。

親が近くにいるかどうかを確認することが先決です。これは誤解を避けるためにも重要なことです。

公園外の歩道でも子供が先に走っていくことがあります。

その際も、大人は子供の周りを確認し、親が近くにいるかどうかを見ています。

子供の動向には常に敏感です。

フランスでは常に子供の様子を気にかける習慣があります。

夕方、警備員がやってくる

笛を吹く

 夕方、子供を連れて公園で遊んでいると、子供たちは遊具やボール遊びに夢中になります。

そうすると、「帰りたくても子供が言うことを聞かずに帰れない」ということがあります。

そんな時に、心強いのが警備員の登場です!

頼りになる警備員がやってきて、「そろそろ、もう時間だ。終わり。」と告知して回ります。

そして決められた時間になると、「ピィーーーーッ!!」と笛を吹いて、子供たちや保護者を追い出します。

子供たちもみんな素直に帰っていきます。

パリではこれが当たり前のようで、別の公園でも同じ光景が見られました。

夕食を早く食べたい時や、予定がある時にとても助かります。

日没が17時半頃なので、冬になるとこの時間に警備員が登場します。

12月には別の公園で17時半に警備員が登場し、今回は17時にやってきました。

定期的にあちこちの公園を巡回しているのかもしれません。

公園によって警備員の登場する時間が異なるようです。18時に登場する時もありました。

警備員さん

ボール遊びの注意

 警備員さんは公園での追い出し役だけでなく、他の役割も担っています。

例えば、公園内を巡回して遊具の遊び方に関する注意や、禁止区域でのボール遊びについての指導を行います。

ある日、6歳未満の幼児が遊ぶエリアで小学生がサッカーをしようとしていました。

その時、ちょうど警備員さんが通りかかり、サッカーをしている小学生たちに注意しました。

小学生たちはちゃんと話を聞いて、すぐにサッカーをやめて帰っていきました。子供たちはみんな素直でした。

公園内ではボール遊びが禁止されている場所もありますので、注意してくれる警備員さんがいると助かります。

小さな子供たちが大きな子供のボールに当たってしまうと危ないですし、そういった事故を避けるためにも、警備員さんの指導は重要です。

遊具の適正年齢

 遊具には全て、適正年齢が掲示されています。

例えば、3~6歳、6~10歳など、細かく表示されています。

公園で子供と一緒に遊んでいると、時には子供たちが保護者を誘ってシーソーやブランコで遊びたいと言って手を引っ張ってきます。

子供たちと一緒にシーソーで遊んでいると、突然、どこからか警備員さんがやってきて、「子供の遊具なんだから、大人が遊ぶのはダメだよ」と注意されることがあります。

大勢の人が集まっている公園では、こうしたことが起こることもあります。私もそのような注意を受けた経験があります(笑)。

しかし、警備員さんは公園の秩序を守る大変ありがたい存在です。

声掛け

  

冬になると、池の水が凍ってしまい、子供たちは氷で遊び始めます。

池のほとりに行って、氷を取り出して池の上に投げる姿が見られます。

小さな氷なら問題ありませんが、小学生高学年になると力もついてきます。

彼らは足で氷を割り、大きな氷の塊を池に向かって投げることもあります。

しかし、池の氷は固く、投げた氷がバラバラに散らばってしまいます。これはやはり礼儀に欠ける行為です。

公園内に「パリーンッ」という音が響きます。子供たちは大声ではしゃぎます。

そのとき、警備員さんが待機場所からやってきて、遠くから笛を吹いて知らせます。

たったそれだけで、子供たちは理解して氷遊びをやめ、別の場所へ行ってしまいます。

時には笛ではなく、大声で注意することもあります。

警備員さんがいるおかげで、公園は皆が過ごしやすい場所に保たれていることを感じます。

まとめ

 ・10歳未満の子供同士では公園で遊べない。
 ・夕方17時(冬)になると警備員がやってきて笛を吹いて公園から追い出す。
 ・夕方17時半(冬)になると警備員がやってきて笛を吹いて公園から追い出す。
 ・夕方18時(冬)になると警備員がやってきて笛を吹いて公園から追い出す。
 ・大人が子供の遊具で遊んでいると、警備員に注意される。
 ・どの遊具にも適正年齢が書いてある。
 ・遊具の年齢によって遊ぶ区画が分かれている。
 ・警備員さんは巡回して声掛けをして公園の秩序を保ってくれる。

 

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