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フランスの子供たちが食べるもの:パリの小学校給食(2024年4月12日)

フランスの小学校では、日本の小学校の給食とは一線を画すメニューを見ることができます。パリの小学校で提供される給食は、メニュー食材に様々なマークがついていて、毎日の食材について考えさせる機会を与えています。そして日本ではあまり見かけない珍しい料理が含まれています。このブログでは、フランスの食文化、給食で使われる食材、料理の名前の読み方やその意味について詳しく解説します。興味深い情報が満載なので、ぜひご覧ください。

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パリの小学校給食4月12日

以下の料理名には、フランス語の発音を日本語読者にとって親しみやすくするためカタカナ表記を併記しています。完全に正確な発音をカタカナで表現することには限界がありますが、名前がより読みやすく、発音しやすくなるよう努めています。

1 Concombres (コンコンブル)

Concombres (コンコンブル)はきゅうりを指します。生のままサラダで出てくることもあるそうです。フランス料理では、キュウリを使った冷製スープやサイドディッシュとしても人気があります。

2 Brandade de colin (ブランダード ドゥ コラン)

Concombres (コンコンブル)は、コランという白身魚を使った料理です。南フランスのプロヴァンス地方をはじめとする地中海沿岸部で特に人気があり、温かい料理としても、冷たい前菜としても提供されます。

3 Gouda (ゴーダ)

Gouda (ゴーダ)は、ゴーダチーズを指します。そのままでも食べられ、サラダやサンドウィッチでも使われ、トッピングでも使われるチーズです。世界でも人気があり、ワインとも相性が良いチーズです。

4 Compote de fruits (コンポート・ドゥ・フリュイ)

フルーツを水や砂糖でゆっくり煮て作るデザートです。コンポートはフランスでは一般的です。冷やして食べることが多いですが、温かい状態で提供されることもあります。

5 Pain tradition (パン・トラディション)

Pain tradition (パン・トラディション)は、昔ながらのパンという意味で、添加物を使うことが出来ないパンです。水、小麦、塩、天然酵母やイースト菌のみで作られます。フランスのパン法に基づいて作られます。

※当サイト(パリの小学校給食カテゴリー)で使用している①~⑧の認証数字は、ランダムに番号を振っただけであり、公式な認証マークではありません。フランスの認証マークについての解説はこちら

Goûter (グーテ) おやつ

おやつは、午後の時間に提供されます。

1 Yaourt à boire (ヨーグルト・ア・ボワール)

Yaourt à boire (ヨーグルト・ア・ボワール)はYaourt(ヨーグルト)と à boire(飲むための)という意味で、ドリンクヨーグルトを指します。

2 Fruit et Cake ④ (フルーツ・エ・ケーキ)

Fruit et Cakeは、フルーツケーキと訳されます。フルーツとケーキが組み合わさったデザートが出てきます。

献立の感想

日本の小学校では、毎日の給食に必ず牛乳が提供されますが、フランスの小学校では牛乳の代わりにさまざまな乳製品が出されることが多いです。特にチーズやヨーグルトが頻繁に登場します。一般的に、パン、乳製品、野菜、魚または肉、果物、デザートといった順で給食が提供されます。また、おやつの時間にも乳製品が提供されることが多いことに気づきました。さらに、汁物が提供されない日もあるようです。

給食で覚えるフランス語

  1. Concombres (コンコンブル)
    • キュウリ。サラダやピクルスとして一般的に使われます。
  2. Brandade de colin (ブランダード ドゥ コラン)
    • タラの塩漬けをベースにしたクリーミーなピュレ。ニンニクやオリーブオイルと一緒に。
  3. Gouda (ゴーダ)
    • オランダ原産のセミハードタイプのチーズ。
  4. Compote de fruits (コンポート・ドゥ・フリュイ)
    • 果物を砂糖と水で煮たデザート。リンゴや梨などが有名。
  5. Pain tradition (パン・トラディション)
    • 伝統的な製法で作られるフランスパン。外側がカリッとしている。
  6. Yaourt à boire (ヨーグルト・ア・ボワール)
    • 飲むタイプのヨーグルト。さまざまな風味で作られている。
  7. Fruit et Cake (フルーツ・エ・ケーキ)
    • フルーツと一緒に楽しむ様々なケーキ。人気デザート。
  8. Agriculture Biologique (アグリクルチュール・ビオロジーク)
    • 有機農法を指し、化学肥料や合成農薬を使用せず、自然な方法で栽培された農産物。
  9. Produit en Île-de-France (プロデュイ アン イル ド フランス)
    • パリを含むイル・ド・フランス地域で生産された商品。
  10. Issu de la pêche durable (イシュ ドゥ ラ ペッシュ デュラーブル)
    • 持続可能な方法で捕獲された魚介類を意味し、生態系への影響を最小限に抑える取り組みを示す。

給食に出てくるフランス語の表現を通じて、フランスの食文化の一端を感じていただければ幸いです。基本的な料理関連の語彙を覚えることは、言語だけでなく文化への理解にも役立つかもしれません。

関連カテゴリーリンク:パリの小学校給食のメニューを詳しく紹介しています。フランスの学校で実際に提供されている給食の多様な料理や食文化について探ることができます。

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