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2024年パリ初雪:1月8日と18日のささやかな雪景色

 1月7日夜から1月8日早朝の間、17日夜~18日早朝の間、パリで雪が降りました。

 各地域の雪の景色など紹介してみようと思います。

 今回は追記をしているので前回見られた方も一緒にご覧ください。

 ・日本と違ってパリの建物内は雪が降っても寒くない。
 ・風がほとんどないので外もそれほど寒く感じない。
 ・バイクは腰から足元まで覆うシートを付けていることが多い。
 ・雪が降ると交通機関が乱れる。(※1月18日はRERーC線、地下鉄13号線、バスなど)
 ・エッフェル塔は寒気の影響も無く雪が積もっていない。
 ・雪が降ると、池のある公園は池の歩道が立ち入り禁止になる。
 ・雪が降ると、公園の遊具が使えないようになっている所が多い。
 ・雪が降ると、公園自体が立ち入り禁止になっている所も多い。
 ・公園の水道は凍っているためか、水が出ないところがある。
 ・歴史的建造物は総じて雪が積もらない。積もりにくい。

目次

1月雪のパリの様子

1月8日の様子

 1月8日の朝。前夜の雪はわずかしか降っていなかった為か、道路や歩道にはほとんど雪がありませんでした。

 少ししか積もっていないので、道路には車や歩行者が通ると雪が簡単に解けてしまいます。

 しかし、ずっと駐車したままの自動車やバイクには雪が積もっていました。

 ※パリでは建物側に駐車スペースが確保されているところが多いです。無断駐車ではなく、契約料金を払います。

 バイクにも雪が積もっていて、寒さ対策に腰から足元を暖めるシートを装備しているものもありました。

 パリはスクーターがとても多い気がします。画像には無いですが、スクーターのほとんどがフロントにロングシールドを装備しています。日本で見るバイクと印象が違います。

1月18日の様子

 前回の雪よりも多く積もっている気がしました。パリはスクーター派がとても多いです。

 雪が降っても雪がついたまま普通にバイクが走っています。

 3輪のバイクも多い印象です。

 エッフェル塔近くの様子です。日陰にいると、雪がなかなか解けません。

雪の日のエッフェル塔

1月8日

 雪化粧のエッフェル塔を想像していたのですが、普段と変わらない景色でした。

 拍子抜けです。周辺もあまり変わり映えがありませんでした。

雪とシャンドマルス公園

1月18日

 エッフェル塔は、遠くから見ても積もっていないことが確認出来たので、今回は反対側に移動してみました。

 シャンドマルス公園はうっすら雪が積もっていました。シャンドマルス公園の脇にある子供用の遊具がある場所は子供たちが雪で遊んでいました。雪で公園が封鎖されている場所もある中で、遊び場があるのは心強いです。

雪とノートルダム大聖堂

1月18日

 建設中のノートルダム大聖堂はどうなっているのか、すごく興味があったのですが、全くいつもと変わらない景色でした。建設中の足場は全く問題ありません。そして歴史的建造物はどこも簡単には雪が積もらない印象です。

 しかし周辺の道は雪が積もっています。画像手前にも雪が積もっているのが見えると思います。

 雪かきをする清掃員さんもあちこちにいるので、歩道などは少しずつ綺麗になっていきます。

 近くの、パリ市庁舎(Hôtel de Ville)、サンジャックの塔(Tour Saint-Jacques)も、雪が積もっていないのが見えます。おそらく、ほとんどの建物は雪が積もっていないのだと思います。

 いろんな場所に行きたかったのですが、普段と変わらない状況です。

 これ以上の建物探索は諦めることにしました(; ・`д・´)

雪のリュクサンブール公園

1月18日

 建物は諦めて、雪の積もったリュクサンブール公園を見たかったのですが、当日は門が閉まっていました。

 雪の日は立ち入り禁止なのかもしれません。普段営業しているはずの時間でしたが、公園が閉鎖されていました。

 同じことを考える人も多く、バスでリュクサンブール公園に着いて写真を撮って引き返す人が多かったです。

 リュクサンブール公園の門から撮って見ました。これ以上先には進めませんwww

 外の柵からの撮影。遠くにモンパルナスタワーが小さく見えます。ここに限らず、公園に入れない場所は多いです。雪が積もっている日は家で大人しくしていた方が良いのかもしれません。

 RER C線に乗りましたが、雪の影響で混乱があったようです。特に早い時間帯(8時頃)は止まっていたようでした。13号線にも乗りましたが、私が乗った時間帯よりも前の朝の時間帯は止まっていたようです。

雪とアンヴァリッド廃兵院

アンヴァリッドエスプラナード

 じゃあ庭を見てみよう。ということで、こちらまで来ました。

 アンヴァリッドのエスプラナード(Esplanade des Invalides)です。とても広いです。

 広大な敷地で、近くではアレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)も見ることが出来ます。

 なんというか、「全てがデカい!!(;・∀・)」

 

アンヴァリッド廃兵院

 近くで見ると、砲台がとてもカッコいいですね!!(^^)

 砲台が何基もあります。

 頑丈そうな建築物を見ると、子供の頃に日本のお城巡りをしたことを思い出します。(*^▽^*)

  遠くにエッフェル塔が見えます。エッフェル塔はパリのあちこちで見ることが出来ます。

 アンヴァリッド廃兵院は、このようになっています。

 パリの歴史的な建造物は大きくて、なんとも言えない気分になります。

凍った池と鳥と公園

 公園に行ってみるとロープが張ってあり、立ち入り禁止状態になっていて遊具が使えませんでした。

 遊具が使えないので、子供も遊び場がありません。

 雪や氷で遊んだりするくらいでした。

 そして、水飲み場の水は水道管が凍っているのか、押しても出ません(;・∀・)

 池がある方に行くと、池は凍っていました。鳥が歩けてしまう状態です。

 こんな寒くても、公園の鴨は水の中に顔を突っ込んで餌探しです!まるで逆立ちしているような状態になります。

 池に近寄れないように防護柵を設置して池の近くの歩道も歩けないように対策がされていました。

 子供たちが間違って池に落ちないようにする為だと思います。

1月の夜の気温はマイナス4℃~6℃にもなる。

 日本と違うのは、パリの場合、建物内は冷えない。ということです。

 建物の部屋全体にセントラルヒーティングというものが備わっていて、壁にパイプが張り巡らされています。

 その部分にはお湯が流れていて、建物の壁を温めます。

 そうすることで、外気から冷気を断熱し、室内を快適に暖めてくれるのです。

 しかし、セントラルヒーティングはパイプを通してお湯が建物全体に循環するだけなので、全く臭いが発生しません。とてもクリーンな暖房器具です。そして室内干しも良く乾きます。

 建物内の室内は20℃を保っています。ですから室内は厚着をしなくても生活できます。

 ※セントラルヒーティングの弊ブログの記事はこちらをご覧ください。

まとめ

 ・日本と違ってパリの建物内は雪が降っても寒くない。
 ・風がほとんどないので外もそれほど寒く感じない。
 ・バイクは腰から足元まで覆うシートを付けていることが多い。
 ・雪が降ると交通機関が乱れる。(※1月18日はRERーC線、地下鉄13号線、バスなど)
 ・エッフェル塔は寒気の影響も無く雪が積もっていない。
 ・雪が降ると、池のある公園は池の歩道が立ち入り禁止になる。
 ・雪が降ると、公園の遊具が使えないようになっている所が多い。
 ・雪が降ると、公園自体が立ち入り禁止になっている所も多い。
 ・公園の水道は凍っているためか、水が出ないところがある。
 ・歴史的建造物は総じて雪が積もらない。積もりにくい。

 最後までブログをご覧いただき、ありがとうございます!お役に立てたら嬉しいです。

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