パリからリスボンにやってきました。リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港に近づくにつれて、はっきりとした海岸線の景色が上空から広がります。わずか2時間のフライトで、大西洋の壮大な景色が広がるリスボンに到着し、これから始まる旅の期待が高まります。
ポルトガルはヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路の開拓や、ザビエルなどの宣教師の活動を通じて、歴史的に日本と深く関わってきました。16世紀に始まったこれらの交流は、パンやタバコなど西洋文化の導入と共に、鉄製の火縄銃「種子島」を通じて日本のモノづくりの発展に大きく貢献しました。訪れる場所には、偉人の名前を冠した場所や銅像が点在しています。
今回の5日間の旅行では、その歴史ある地で美食や探検を通して、ポルトガルの魅力を存分に味わいたいと思います。
※この記事は2024年5月の情報に基づいています。訪問予定の場合は最新の情報をご確認ください。
一日目の目次
①ポルトガル旅行~1日目:リスボン到着、夕食と船上で宿泊 1ページ目
- 空港到着から宿泊施設へ
- ボートの室内
②ポルトガル旅行~1日目:リスボン到着、夕食と船上で宿泊 2ページ目
- 港の周辺を散策
- 周辺の景観
- 花の名称
③ポルトガル旅行~1日目:リスボン到着、夕食と船上で宿泊 3ページ目
- リスボンでの夕ご飯
- 食事のメニュー
- 料金
④ポルトガル旅行~1日目:リスボン到着、夕食と船上で宿泊 4ページ目
- リスボンの港での夜空
- 宿泊地の料金
空港到着から宿泊施設へ
リスボンとパリは1時間の時差があり、現地時間の18時半はパリでは19時半です。
タクシーを使い、空港から10分の場所にある宿泊施設に行きました。
今回、私たちが泊まる場所は
リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港から車で約10分の宿泊施設です。
目の前に広がるのは海のようなテージョ川です。
私が現在住むパリのセーヌ川と同様に、ここにもたくさんのボートが停泊しています。
テージョ川はその先で海につながり、広大な景観が楽しめます。
宿泊施設のすぐ近くでは波の音が聞こえ、まるで海路開拓の長い歴史を感じさせる特別な雰囲気を演出していますね。
ボートの室内
船内に入ってみると、まず目に飛び込んでくるのはキッチンです。
キッチンはリフォームされたばかりのような清潔感があり、非常に広く、長期滞在にも適しています。
①キッチンの前には食事用テーブルと椅子4脚が備え付けられていて、家族やグループでの利用も可能です。船内には無料Wi-Fiも完備されており、部屋に着いたあとすぐに接続が出来ました。機能的で使いやすい造りです。
➁ボートの中にはテレビも設置されています。大きなソファーもあり、入り口から近いため、外出から帰ってきたばかりでもすぐにくつろげます。近くにはスーパーもあり、買い物をして荷物を置くスペースにも困りませんね。
③廊下を歩き、奥へ進むと、二段ベッドが置いてあります。傍には小さな机と椅子も設置されており、プライベートな空間も確保されています。
④さらに奥へ進むと、洗面台とトイレとシャワー室があります。
シャワー室にはバスタブはありません。シャワー室がガラスで囲われているため、室内が広く見えます。
さらに廊下を進むと、突き当りにあるのがダブルベッドが設置された寝室です。3方向から光が入り、さまざまな角度で外を見ることが出来ます。奥のドアからは外に出られます。外に出ると、新鮮な風を感じながら日向ぼっこも楽しめます。
2段ベッドの寝室と、奥の寝室が計2か所あるため、複数のグループでも一緒に泊まることが可能です。
ホテルよりもかなり広く、値段もリーズナブルです。この宿泊施設の評価が高いのは納得ですね。
私たちの滞在時間はごくわずかですが、充分すぎるスペースがあり、とても満足な宿泊施設です。
宿泊地の紹介
リスボンの美しい港に停泊する豪華なボート。
このボートはリビングルーム、ベッドルームが二つ、キッチンが完備されており、テレビやWi-Fiも完備されています。
- 宿泊料金: 1泊あたり約150ユーロ(詳細は後述)
【The Homeboat Company Parque das Nações – Lisboa】
住所:Pontão E Edifício da Capitania, Passeio Neptuno, 1990-193 Lisboa, ポルトガル
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