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パリで家族3人が同時にインフルエンザにかかってしまう。

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フランスでも流行

 日本でインフルエンザが流行り始めているというニュースを見たのですが

 日本同様、この時期はフランス全土でもインフルエンザが盛んに流行しています。

 さらに気管支炎も広がっているとのこと。

 フランスでは、日本ほどマスクをする習慣が根付いていないため、街を歩いていてもマスクをした人を見つけるのは珍しい光景です。

 歩いていても、マスク姿を見かけることは稀です。

 それでも、最近はマスクをする姿をちらほらみかけるようになりました。

 と言っても、100人に1人か2人くらいかもしれません。

 以前、パリでコロナにかかった時もそうですが、やはり電車内、バス車内でマスクをしている人がほとんどいないので、誰かかかっていれば、簡単に移ってしまいます。

 なので。自己防衛で風邪の対策をすることになります。。

 私の場合、小さな子供と一緒にいる時は抱っこしたり手を繋いで歩かなくてはなりません。。

 小さな子は壁や手すりなど、どこかしら触っているので、間接的にウィルスをもらってしまいます。

 つまり…。

 抱っこすれば、顔と顔が近くなりますし、咳をされたりすれば、あっという間に飛沫感染です(;・∀・)

 小さな子供はマスクは苦しくて、すぐに外してしまいます。

 さらに鼻水が出れば抱っこしている親の胸元で平気で鼻をこすります。。。

病院

 ある日、家族全員でマスクを装着し、病院へ向かいました。

 病院では、最初に検査キットで検査をします。

 検査棒を鼻に入れる検査です。

 幼稚園の子は鼻に検査棒を入れると嫌がるので、小学生の子からスタートです。

 やはり小学生の子でも、鼻に検査棒を入れる検査が苦手です。

 発熱初日なので、ウィルスがまだ増えていない為か、結果は【陰性】

 熱は38.5度まで上がっていました。

 次に幼稚園の子です。発熱二日目だったのでしっかり【陽性】でした。

 39℃6分くらいあります。

 インフルエンザA型です。

 インフルエンザの検査キットのA型のラインに線が入っていました。

 妻も38℃の熱が出ていました。

 妻は検査せず。

 医者曰く「同時期に発熱しているので、陽性と言っていいでしょう。」

 とのことで、熱のある3人がインフルエンザA型。という診断です。

 私は平熱なので検査もせず、陰性の判定です。

 私以外の家族3人が陽性判定なので

 そのまま、お医者さんの話を聞いていたら

 今回の診療はそれでおしまいになってしまいます(;・∀・)

 いずれ自分もかかってしまう…。何度も往復出来ない…(; ・`д・´)

 ということで私が直談判をして

 【予防の為のお薬】をもらいました♪

 タミフルです。

 予防の為のタミフルももらえるんですね。

 予防の為なので、陽性者が一日2回飲むところ、陰性者は一日1回飲み続ける。というものです。

 「10日間、飲み続けてください。」ということでした。

家族

 幼児の子は三日間のお休みを余儀なくされました。40℃の熱が二日間続きました。

 39℃8分の熱があっても、普通に走り回ったりしてました。寝すぎて寝られなくなってしまうのでしょう。

 「遊ぼうよー。」と言ってくるので、インフルエンザとは思えない感じでした。

 一緒に室内でボール遊びしたり、玩具で遊びました。

 その活発さにもかかわらず、疲れはすぐにやってきて、あっという間にベッドへと直行です。

 そして、一度寝ると、やたら長く寝てました。

 小学生の子も四日間具合が悪く休みました。

 ほとんど食欲が無く、こちらが心配するほど全然食べなかったです。

 ぐったりしていて、表情もうつろで、フラフラでした((+_+))

 妻もずっと具合が悪かったです。タミフルを一日2回飲んでいました。

 その分、私が代わりにご飯のしたくやら洗濯、片付け、買い物、いろいろ大変でした(;・∀・)

 私は手洗いやうがいなどもしっかりとして、予防の為のタミフルも功を奏して、結果的にインフルエンザにはならずに済みました。

 私は陰性ですが、階段を上る時は、やはり足腰がいつもよりきつかった気がします。少しはウィルスが体にあるからだと思います。

 37℃の時もありましたが、薬が勝ちました。頭が痛い時はありましたが、なんとか持ちこたえました。

 予防の為のタミフルは、今回初めて使いましたが、効果はあった気がします。

 結果的に、10日間経ちますが、まったくインフルエンザにかからず、元気に過ごせています。

お薬

 昨年秋に、家族がコロナに罹り、私も人生で初めてコロナに罹りました。

 コロナの時は、高熱、咳、痰がやたら出て大変でした。やはり一週間ぐらいフラフラだった気がします。

 その時、小児用の【解熱剤】と【抗生物質】が不足している。ということでしたが

 今回も、解熱剤は不足しているという話でした。

 小児用の薬が売ってなければ、大人の分量の半分使うように言われました。

 小さな子どもにはカプセルを半分にして飲ませるのは難しいので、私たちは錠剤を選択しました。錠剤の場合、大人の薬を割って半分にして飲む。錠剤の薬が飲みにくくて無理なら口から吸引する薬、もしくはシロップです。

 病院でこの薬の箱を見せられて、こういうのを買って下さい。と言われて写真に撮ったりしました。

 薬局で写真を見せたら奥から店員さんが出してきてくれました。

 必要な薬は、幸い近くの薬局で手に入れることができました。薬局によっては売っていないこともあるかもしれません。

 そうなれば、違う薬局に行くことになりますが、今回も、最初の薬局で買うことが出来ました。

 解熱剤のシロップは子供の体重がメモリに表示されています。

 子供の体重のメモリにシロップを注いでそのまま飲むやり方の様です。

 甘くて美味しいのか子供は好んで飲んでいました。

インフルエンザのその後

 インフルエンザが治まった後も、平熱に戻った私たち3人は、咳が多くなるという新たな問題に直面しました。

 3人とも同じように咳をしていました。

 私達家族のインフルエンザA型は、主に高熱が特徴でした。

 ~私達家族の場合~

 

インフルエンザA型高熱が続く、顔が赤くなる。酷いだるさが続く。食欲がなくなる。平熱になった途端、咳が酷くなる。咳が4日くらい続く。

 家族3人が皆、こんな状況になりました。

 インフルエンザ発症から、合計で1週間くらいかかって、ようやく元気になりました。

冬はまだまだ

 まだまだ気温の変化で体調を崩しやすいと思います。

 こまめな手洗い、うがい、家族複数が罹患した時は予防のタミフルなどもお勧めです。

 皆さんも、どうぞお体を大切にしてくださいね。

まとめ

 ・フランスの解熱剤・抗生物質は在庫不足
 ・薬が無い場合、子供は大人の錠剤の半分を飲むケースもある。
 ・子供のシロップは、蓋が開けにくい仕様。強く押しながら回す。大人でも開けにくい。
 ・子供用のシロップは体重のメモリに合わせて使う。
 ・タミフルは飲んでおけば予防にも使える。家庭内感染対策にお勧め。
 ・薬の名前が説明できない場合は写真で見せるのもアリ。
 ・医者や薬剤師にいろいろと聞いてみる。 
 ・インフルエンザはすぐに治らない。

 ここまで読んでくださり、心から感謝します!お役に立てたら嬉しいです。

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