5月に入ると、20℃を越え、パリは晴れる日が多くなり、散策に最適な時期になります。公園に出ると、観光客や地元の人が混ざり、多くの人で賑わいます。皆が心地良い春の陽気を楽しんでいます。
ゴールデンウィークに見るパリの薄暗い夕空
日本から遠く離れたパリでは、ゴールデンウィーク期間中も、日の入りが21時15分頃と非常に遅くなります。シャイヨー宮から見える夜の21時過ぎのパリの様子をご紹介します。
シャイヨー宮からトロカデロ広場を撮った写真(北西)
トロカデロ広場から北西を見ると、21時15分の空はまだ明るさを保っています。
シャイヨー宮上空
真上を見上げると、21時20分の上空は青い空が見えます。
シャイヨー宮からアンバリッド方面を撮った写真(東)
アンバリッド廃兵院を見ると、21時20分では、グレーがかった青色をした薄暗い夕空です。
5月のパリ:気温とおすすめの服装
※地域によって多少のズレがあります。大まかな気温です。ご了承ください。
日付 | パリの最高気温 | パリの最低気温 |
2024年5月1日(水) | 21℃ | 13℃ |
2024年5月2日(木) | 21℃ | 11℃ |
2024年5月3日(金) | 14℃ | 8℃ |
2024年5月4日(土) | 15℃ | 11℃ |
2024年5月5日(日) | 15℃ | 11℃ |
2024年5月6日(月) | 18℃ | 10℃ |
2024年5月7日(火) | 20℃ | 9℃ |
パリの観光シーズンは4月から6月と言われているように、4月になると、明るい時間が増えてきます。
4月1日の記録では、日の出は7時半頃、日の入りは20時半頃になります。気温も15℃を越えるため、散策には適しており、曇り空も減って、雲の無い青空と一緒に写真を撮る機会が増えてきます。
5月になると気温がさらに上昇し、20℃を超える日が増えてきます。特に第二週には20℃を超える日が多くなると予報されています。
この気温上昇に伴い、5月の服装は長袖に軽めの上着をお勧めします。日中は暖かく、外を歩くと暑くなることがありますが、午前中や夜は涼しい気温になるため、調整が容易です。
春は観光バスがたくさんやってきて、とても賑やかになります。
5月のパリ:祝日と長期休暇のガイド
2024年5月1日(水) メーデー
2024年5月8日(水) 1945年5月8日戦勝記念日
2024年5月9日(木) 昇天祭
2024年5月10日(金)特別休暇
この期間は5月8日(水)から5月12日(日)まで5連休となります。
私の知人は5月6日(月)と5月7日(火)を休み5月4日(土)から5月12日(日)まで9連休とする人も複数いました。実際に5月6日(月)と5月7日(火)は交通機関は空いています。多くの人が休暇を取得しています。
2024年5月20日(月)聖霊降臨祭の翌日の月曜日
月曜日が休みなので、3連休になります。
以上のように、5月には多くの祝日があり、休暇を取得しやすい月です。
詳しくはこちらをご覧ください。
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ゴールデンウィーク中のパリ交通:注意点とアドバイス
パリの観光では、交通機関が乱れることに注意しておきましょう。
期間中、メトロ線、バス、RERなど、公共交通機関は、運行しない区間も発生しました。
例えば、パリ観光で見逃せないメトロ線6号線では「シャルルドゴールエトワールからトロカデロの区間」が5月6日から5月7日正午まで運行されませんでした。道路も規制され、乗用車のドライバーは迂回を選択し、バス利用者は迂回を選択し、メトロ線の通勤者は徒歩でトロカデロから凱旋門方面に向かわなくてはいけません。
交通規制が敷かれているため、例えばバス系統22番や30番や82番などは迂回したり、場合によっては区間を制限して運行していました。
他のメトロ線やバス系統も同じように迂回したり、運行区画を制限したりしています。
このようにパリでは交通機関が乱れることは非常に多い為、旅行計画を立てる時は、パリの公共交通機関のアプリを入れるか、アクセス可能な状態にしておきましょう。
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