フランスは季節ごとに定められた豊富な学校休暇で知られています。その休暇中に特に役立つのが「ソントル」と呼ばれるレジャーセンターです。これは日本の学童保育に似たサービスで、学校休暇期間中に利用できます。
休暇中には、小学校の施設を活用して工作や絵画、または教員と共に遠足に出かけるなど、子どもたちは多彩な活動で日々を楽しく過ごし、とてもユニークな一日を体験します。
パリ市内の20の行政区に分布するこれらのセンターは、各自治体によって管理されていて、通常は居住区域内のセンターのみが利用可能です。また、学校によって提供されるイベントの内容や設備も異なるため、パリ市内のすべての学校で同じ活動が行われるわけではありません。同一区内でも活動内容に差があります。
この記事では、パリの某区のソントルでの日常を詳しく紹介します。

初日の朝は行列
レジャーセンター(ソントル)の初日は、各自が申込用紙を持って受付に並ぶため、窓口での名前の確認などに少しだけ時間がかかりました。
この地域の学校では、地元の生徒たちが主に利用します。以前のレジャーセンターは、今夏の五輪期間中に一時的に閉鎖されていたため、他の小学校から来た友達に再会する機会がありました。以前からの友人と再会できたことで、子どもたちはすぐに打ち解けて楽しむことができました。
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7月9日のイベント内容
私たちの区のレジャーセンター(ソントル)で行われるイベントを紹介します。

① ATELIER HANDISPORTS(アトリエ ハンディスポーツ)
手や足に障害を持つ人々も参加しやすいスポーツやアクティビティが実施されます。目隠しをしたサッカーゲームやボール投げなど、珍しいスポーツを通じてスポーツの奥深さを体験できます。
② MASQUES RIGOLOS(マスク・リゴロス)
個性的なデザインのマスクを作るワークショップ。参加者は自分だけのマスクを作成して楽しめます。皆が作ることで仮面舞踏会のような光景になります。
③ DÉCORATION DU CENTRE(センターの装飾)
センター内を装飾するワークショップです。子供達が手作りの飾りつけをして、センターを子供達色に染めます。
④ PING-PONG(卓球)
卓球を楽しめるイベントもやっています。パリでは卓球は子供達や大人達が気軽に遊べるスポーツです。
⑤ JEU DE CONNAISSANCE(知識ゲーム)
クイズなどをして楽しめるアクティビティ。子供が楽しめるクイズゲームが行われます。
当日の給食の詳細はこちらから【リンク】

朝の登園と夕方のお迎え時間
このレジャーセンターでは、お迎え時間が異なります。
朝の登園時間
- 8時20分から9時まで
夕方のお迎え時間
- 17時20分
- 17時30分
- 18時
学校側では、お迎えに来た保護者やシッターを確認後、生徒を直接引き渡すシステムを採用しています。この方法は、安全に子供たちを引き渡すことができるだけでなく、混雑を避け、セキュリティ対策にも効果的です。
7月9日の初日の感想
パリのレジャーセンター(ソントル)では、一日中楽しめるアクティビティが満載で、子供は初日にも関わらず新しい体験を存分に楽しんでいました。帰宅後はその日の出来事をたくさん話してくれました。
新しい友達がたくさんでき、特に日本語の名前が珍しいと感じた友達からはたくさん声をかけられ、コミュニケーションも弾んだようです。子供はフランス語をあまり話せませんが、何となく友達の言っていることを理解して楽しんでいる様子でした。
初めて訪問した小学校施設でしたが、9時から18時まで無事に過ごすことができ、フランスの休暇中の学校活用法にも感心しました。こうした活動は義務教育外で行われるもので、子供たちは旅行、趣味、スポーツなど、多様な体験を通じて成長しています。
フランスにいると、その文化の良さを実感することが多く、特に長期休暇中には様々な計画を立てるのが楽しみの一つです。欧州各国への旅行や日本への一時帰省など、家庭によって異なる休暇の過ごし方があり、私たちも次の休暇に向けて旅行計画を立てています。

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