首相官邸
9月第3週の週末はヨーロッパ文化遺産の日でした。
パリの首相官邸は、当たり前ですが普段は絶対に中に入ることはできません。
年に一回のイベントなので、首相官邸に申し込みをしてみました。しかし…
申し込みをしてからの数週間の間、この建物の近くでテロ事件があったり、心配事も増えてしまいました。。
「大丈夫かな。。」と思いつつ到着です。
それほど混んでいない印象でした。しかし、セキュリティがしっかりしていて、パスポートチェックが何回もありました。さらに厳重な警備を抜けてエントランス付近に来ました。テレビ局の撮影スタッフの方もいます。インタビューに応じている人もいました。
歴代首相のご乗車になったお車が何台も展示されていました。車と一緒に一台ごとに写真と解説も掲示されています。歴代のお車もずっと保存されているのですね。
建物の中へ
壁には絵画が飾られ、気品溢れるお部屋でした。光が差し込む感じも良いですね。
※画像を一部加工しています。
会議室
※画像を一部加工しています。
その他の部屋も装飾や美術品がとても綺麗でした。
※画像を一部加工しています。
首相の執務室、応接間などもあり、内装にもこだわって作られていることがわかりました。
全てのお部屋を紹介することは出来ませんが、是非参考になさってください♪
中庭へ
中庭では、体を動かすイベントがありました。
子供たちが楽しめる
①ノミと木づちを使った工作体験
②車いすに座った卓球ダブルス
③目隠しをしたサッカー体験
…等がありました。工作体験は建物を作る時の再現のようになっていて、壁材を置き、道具を使って加工するというものです。小さな子供たちが順番に取り組んでいましたよ。車いすを使った卓球ダブルスは大人達のスポーツ体験で、勝負というより皆が和気あいあいとした雰囲気でした。
目隠しサッカーは
①5人で目隠しをして
②音の鳴るボールを持っている人が渡したい人の名前を呼びます。
③呼ばれた人は手をパンパンと叩きます。
④音の鳴るボールを持っている人が手を叩いている人にパスをする。
という体験ゲームでした。見てるだけでも難しい。うちの子供がいろいろ体験して楽しんでました。
ハチミツ体験
庭ではミツバチがいました。子供がミツバチの動きが楽しくてずっと動きを観察していました。
すると偶然なのですが、通路の先にミツバチのブースを発見です。なんと庭で採れたハチミツを試食できるブースがあったのです。
「食べてみる?」という誘いに乗って、パリで権威のありすぎる!?首相官邸のハチミツを試食することになったのでした。色は薄い黄色。味はあっさりしていました。
ミツバチの様子はこちらです。
画像:ミツバチ
お土産にハチミツカラーのキャンドルをお持ち帰りすることが出来ました。
こんな動物もいました。
※画像:首相官邸の動物
癒されますね(^^)おそらく、出来立てのミルクを飲むために飼っているのではないかと思われます。日本にいた時、下田のペリーが昔滞在していた建物に行ったことがありますが、アメリカから牛を持ってきて(日本に牛がいないので)毎日ミルクを飲んでいた。という逸話がありました。それを思い出しました。
ちなみに、ヨーロッパ世界遺産の日は、フランス全土で1万5000以上の歴史建造物が解放となります。日本もこういうのあるといいですね。毎年あちこちの建造物が見られるというのは「とても面白いイベント」だと思います。
今回はヨーロッパ文化遺産の日を体験できました。普段なかなか入れない場所に入ることが出来て、とても良い体験でした。
もし首相官邸に行かれたい方は、8月中に予約をしてから見学することをお勧めします。この時期はあちこちの文化遺産が予約で一杯になります。
まとめ
是非、ご参考になさってください♪
Bon voyage!