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パリはようやく晴れ◇しかし、外に干せないパリの洗濯事情。

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梅雨

 パリは10月下旬から11月中旬まで、晴れの日がほとんどなく、曇りか雨でした。

 天気予報もほとんど当たらない状態です。

 晴れ予報なのに雨が降る。曇り予報なのに雨が降る。

 そういうことが続き、心もどんよりした気分です。

 傘を差して子供を抱っこして荷物を持って歩くと、腰や肩、肘や膝が悲鳴を上げてしまいます。

 梅雨シーズンはなるべく短ければ短い方が良いですねぇ。

 今回は梅雨シーズンで思ったことを書いてみようと思います。

室内干し

 フランスは日本と違って洗濯物を外に干す文化がありません。

 パリは洗濯物を部屋の中で干すのが当たり前な国なのです。

 綺麗な街で洗濯物を干すと景観が悪くなります。大気汚染も関係しているようです。

 日本の都心の高層マンションに住んでいる場合、様々な理由で外に干せません。

 それと同様、外に洗濯物を干してはいけないルールがあるのと同じだと思います。

 景観やトラブルなど、外に干すと悪い面もあるようです。

 大きな洗濯物が乾くまで、梅雨シーズンだと一日以上使ってしまうので、シーツを汚されると大変です。

 10月下旬から梅雨シーズンだったのですが、湿気がある為、洗濯物が乾きにくく、とても困りました。

洗濯機

洗剤

後に投入すると

洗剤を入れる時、日本ならばまず最初に

衣類を入れてから最後に洗剤をポンと入れると思います。

しかし、私の洗濯機は最初にジェルボールの洗剤を入れます。

以前、最初に衣類を入れて、最後にジェルボールを入れて洗濯をしていました。

すると、ジェルボールの青い色がべったりと衣類に張り付いてしまうことがありました。

一度ではなく、2回に1回くらいの割合でした。

てっきり温度が低いのと、短い時間のコースを選んだからだと思っていました。

そして温度を40℃にして、長めの時間で回るようにしていました。

しかし、知人から「最初に投入するらしいですよ。」ということを聞きました。

目からうろこです。

先に投入

言われたとおりに、最初にジェルボールを入れて、最後に衣類を投入しました。

すると、夏の常温の水道水でも

普通に綺麗に洗濯が出来ました。

今は寒くなったので、洗濯の水は40℃か60℃で回しています。

子供が体調が悪く、吐いてしまったりした時は90℃設定で洗濯をしています。

日本でもおなじみのアリエールという洗剤を使っています。
先に投入するように、と洗剤のパッケージに書いてあります。

すすぎ

 家にある洗濯機は、日本では考えられないほど時間を使います。

 洗濯物を一回終えるのに、なんと

 3時間かかります。

 早いモードでも1時間以上はかかってしまいます。

 最初パリに来たときにビックリしたのですが、他の家庭でも同じように洗濯に時間がかかると聞きました。

 洗濯に3時間かけるなんて日本では考えられないですね。

 私の洗濯機には、温水40℃、温水60℃、温水90℃。というモードが搭載されています。

 パリは寒いので冬でも安心して温水で洗えるところが便利だと思いました。

脱水

 脱水は、日本と違って、縦回転の脱水です。

 縦型の洗濯槽に衣類を入れて閉じる構造になっています。

 パワーがかなりあり、脱水の時はギュイーンというすごい音がします。かなり高速で回ってくれます。

 その代わり、衣類を入れすぎるととんでもない騒音になります。

シーツ

 シーツと言えども、外に干せないので、シーツを洗う時は面倒です。

 どうしても他の洗濯物に悪影響を及ぼしてしまいます。

 場所が足りなくなってしまうのです。

 おまけに湿気があると、なかなか乾きにくいのが厄介です。

 つまり、子供がシーツを汚したりすると面倒なことに。。

 梅雨のシーズンはなるべく計画的に衣類を洗うように心がけました。

 室内干しですが、一日と少しあればだいたい乾きます。

 セントラルヒーティングがあって、部屋が常に暖かいのも影響していると思います。

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