2024年7月26日から8月11日にかけて開催されたパリオリンピックからちょうど一か月後、パリでは9月11日から15日にかけて気温が急激に下降し、最低気温が10度未満になる日もありました。昨年の9月と比べてもこの時期は異常な低温が観測されており、パリ市民の日常生活や訪問者の外出時の服装に大きな変化が求められています。この記事では、2024年9月中旬のパリにおける気温のデータと外出の際の適切な服装選びをレポートします。
9月11日から9月15日までの気温
今年の気温は昨年と比べ、季節の変わり目が顕著に早まり、例年にない速さで低下しました。
夏のオリンピックが終わったばかりで、水泳やビーチバレーなどの種目が行われていたことを考えると、現在の気温の低さは驚きです。9月11日から15日にかけての最高気温と最低気温は以下の通りです。
最高気温 | 最低気温 | |
2024年9月11日(水) | 17℃ | 8℃ |
2024年9月12日(木) | 17℃ | 7℃ |
2024年9月13日(金) | 18℃ | 7℃ |
2024年9月14日(土) | 18℃ | 7℃ |
2024年9月15日(日) | 20℃ | 7℃ |
早朝の気温は冬のように冷え込み、家を出る際には上着が必要になりました。以下に、その5日間の早朝4時間の気温データを添付します。
時間(AM) | 6時 | 7時 | 8時 | 9時 |
気温 | 7℃ | 8℃ | 8℃ | 10℃ |
※この気温はスマートフォンの気温表示を元にしています。
参考リンク
昨年の9月の気温と比較してみると、その差異が一目でわかります。昨年のデータはこちらからご確認ください。
2023年8月と9月のパリの気温:記録的な夏の気候を振り返る
9月11日から9月15日の服装
9月中旬のパリでは朝方の気温が7度まで下がり、冬を彷彿とさせる寒さが訪れました。このため、多くの市民や観光客は冬服を着て外出する姿が見られました。
特に女性では、マフラーを巻いたり、厚手のコートを着用したりする人が目立ちました。男性は、ダウンジャケットやブルゾンを選んで寒さから身を守っていました。
エッフェル塔の展望台に向かう行列では、参加者が冬服を着込んで並んでいる様子が印象的でした。
9月11日から9月15日の景色
9月に入ったばかりにもかかわらず、パリの公園ではすでに秋が深まり始めていました。リュクサンブール公園では、緑の木々が少なくなり、多くの葉が黄色に色づいています。
昨年の同じ時期と比較して、葉の色変わりが早まっていて、まるで秋半ばを思わせるような景色が広がっていました。
結論
パリの9月は気温が大きく変動することがあります。一日の中で気温が急激に上昇したり下降したりすることが珍しくないため、パリを訪れる際は事前に最新の天気予報を確認し、適切な服装を準備することを強くお勧めします。
参考リンク
さらに詳しい情報や天気予報については、メテオフランスのウェブサイトをご覧ください。
フランス気象局の気象情報 – 正確で最新の気象データに直接アクセスできます。
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